- 家計簿ノートが初心者におすすめな理由
- ノートとアプリのメリット・デメリット
- 家計簿の習慣を身につけるコツ
「家計簿のつけ方」と検索すると、さまざまなやり方が出てきて迷ってしまいますよね。
手書き?アプリ?Excel?
いくつの項目に分けて、どんなグラフを作るべき?
そんな難しいことは考えなくて大丈夫!
アプリやExcelは難易度がやや高めなので、初心者のうちはノートがおすすめです。
この記事では次の2つについて解説していきます。
- 家計簿ノートがおすすめな理由
- ノートとアプリそれぞれの良さ
自分がどちらの家計簿を選ぶべきか、きっとわかるはず。
家計簿選びに、悩むこともなくなりますよ。
初心者の家計簿にノートをおすすめする3つの理由
家計簿に慣れていない人ほど、家計簿アプリではなくノートに書くことをおすすめします。
理由は次の3つです。
家計簿ノートをおすすめする理由1:すぐに始められる
初心者が家計簿を始めるときにいちばん大切なことは、「とりあえずつけてみること」です。
今は便利な家計簿アプリが多く、Zaim、マネーフォワードMEなど、銀行口座やクレジットカードと連携ができて、自動入力してくれるアプリもあります。
しかし、連携などの初期設定がめんどうで、家計簿をつけることをあきらめてしまう人も少なくありません。
私も以前使おうとしましたが、
初期設定で心が折れました…
家計簿ノートなら、ノートを買えばその日からつけ始めることができます。
もちろん、初期設定なんてめんどうなことをする必要もありません。
手軽に始められるので、
初心者には特におすすめ!
家計簿ノートをおすすめする理由2:自由に書ける
家計簿アプリは確かに便利ですが、意外と思い通りにいかないこともあるんですよね。
例えば、
- 集計される項目が決まっている
- あとから項目を増やしたり、減らしたりすると設定がめんどう
多くの人にとって便利なアプリだからこそ、自分好みにカスタマイズするのは難しいです。
ノートなら自由に書けるので、好きなように家計簿をつけられます。
- 振り分ける項目をいつでも変えられる
- 自分が把握したい支出だけ集計できる
- ちょっとしたメモ書きができる
イラストやシールで、可愛くデコレーションするのもいいですね。
気分を上げるのはとっても大事♪
「家計簿はこうしなきゃ!」と使い方に縛られてしまうこともありますよね。
でも家計簿は自由に書いていいんです。
アプリと違って好き勝手書けるのは、ノートの便利な点でもあります。
家計簿ノートをおすすめする理由3:家計簿をつける習慣が身につく
家計簿は少しの期間つけるだけでは、意味がありません。
つけ続けることで、「今月は先月よりもムダづかいが多かったから、来月は節約しよう!」といった改善点が見えてきます。
家計簿アプリのめんどうな初期設定は、初心者が挫折してしまう原因になりやすいです。
慣れないうちはまず、家計簿をつける習慣を身につけるためにノートに書くことから始めてみましょう。
ノートにつけ続けた経験があると、家計簿アプリを便利に使うためにはどのような設定をしておくべきか、わかるようになりますよ。
初心者がノートに家計簿をつけるメリット・デメリット
先ほど家計簿ノートがおすすめな理由を紹介しましたが、家計簿ノートには他のメリットもあれば、デメリットもあります。
家計簿ノートのメリットは自由さ
家計簿ノートのメリットは次の3つです。
1.自由に書ける
自分が見やすいように書けるのはノートのメリットです。
家計簿アプリでは集計結果の数字やグラフは、決められた形でしか見ることができません。
つけやすくても、グラフが見にくいアプリもあるからね
イラストやシールでおしゃれな家計簿づくりをすると、楽しく家計簿がつけられますよ♪
もちろんシンプルにつけてもOK!
2.振り返りがしやすい
皆さんは家計簿の振り返りをしていますか?
ノートは自由に書けるため、自分にとって必要な収入・支出だけ集計することができます。
しかし家計簿アプリでは、すでに決められているグラフや表でしか振り返りができません。
グラフを自動で作成できるのはアプリの便利なところですが、グラフを見ても改善点がわからないという人も多いのではないでしょうか。
へぇ〜支出の割合ってこんな感じなんだ〜
来月はどこを改善するの?
へ???
これでは家計簿をつける意味がありません!
特に家計簿初心者の方。
アプリで自動作成されたグラフを見て、どこを改善すればいいかまで考える人は少ないかと思います。
振り返りが家計簿でいちばん重要な作業なので、簡単に集計をして、見やすく書けるのはノートのメリットです。
3.アプリの初期設定や操作方法を覚える必要がない
家計簿アプリの初期設定や操作方法を覚えるのは、とにかくめんどう!
初心者の人は家計簿のつけ方だけでなく、アプリの操作まで覚えていく必要があります。
ナニコレ、ワカンナイ
挫折する人が多いわけだ…。
ノートの操作方法は「ペンを持って書くだけ」なので、家計簿に慣れていない人でも始めやすく、続けやすいです。
家計簿ノートのデメリットは書く手間
初心者におすすめの家計簿ノートですが、デメリットもあります。
1.書く手間がかかる
当然ですがノートに書く家計簿は、すべて手書きになります。
そのため書くのがめんどうになったり、間違えたときの修正がめんどうに感じたりすることもあるでしょう。
2.自分で集計する必要がある
家計簿アプリのように自動で集計をしてくれるわけではないので、電卓を使って自分で集計する必要があります。
少ない項目で、簡単につけていれば集計も大きな手間にはならずに済みますよ。
3.外出先でつけられない
家計簿アプリなら外出先でもすぐに記録ができますが、ノートはたとえ持ち歩いていたとしても、外ではなかなかつけにくいですよね。
特にレシートがない場合には、つけ忘れてしまうことも。
メモアプリなどでメモをしてからノートに書き写すこともできますが、ちょっとめんどうに感じるかもしれません。
初心者がアプリ家計簿を使うメリット・デメリット
初心者にはあまりおすすめしていない家計簿アプリですが、もちろんメリットもあります。
ノートで家計簿に慣れてからアプリに移行するのはおすすめです。
家計簿アプリのメリットはいつでもつけられること
メリットは次の3つです。
1.いつでもどこでも入力できる
お金を使ったらすぐに入力できるのはアプリのメリットです。
特に外出先でレシートをもらえない場合などに重宝します。
友だちと割り勘したときにも便利ね!
2.自動で計算やグラフ作成をしてくれる
家計簿アプリでは、項目ごとの集計はもちろん、予算と比較したり、グラフを作成することもできます。
- 細かい項目に分けたい
- グラフを作成したい
- 自分で計算したくない
こんな人にとってアプリの自動集計はうれしい機能ですよね。
3.銀行口座やクレジットカードと連携できる
ZaimやマネーフォワードMEなど、銀行口座やクレジットカードと連携できるアプリなら、入力する手間が省けます。
口座の残高も確認できるのは便利ですね。
連携できないアプリでも、口座やカードごとに残高管理はできるので、「連携するのは怖い…」と感じる人はシンプルな家計簿アプリの方が、安心して使えます。
家計簿アプリのデメリットは操作の大変さ
初心者に家計簿アプリをおすすめしない理由は、デメリットが家計簿を挫折してしまう原因になるからです。
家計簿アプリのデメリット3つを見てみましょう。
1.操作に慣れるのが大変
私は連携して自動入力できる家計簿アプリで挫折しました!
え、そうなの?
家計簿アプリの初期設定をしたり、操作方法を覚えたりするのってかなりめんどうなんですよね。
「どんなアプリの操作も得意!」という人なら問題ないかもしれませんが、家計簿初心者でアプリの操作に自信がない人には、ハードルが高いでしょう。
2.機能が多すぎて使いこなせない
便利な機能が多いのはアプリのメリットですが、使いこなすのは大変です。
家計簿に慣れていない人は特に、便利な機能も活かしきれないことがほとんど。
使いこなすまでの時間がムダになってしまうこともあるので、初めから機能を完璧に使おうとするのはおすすめしません。
3.振り返りがしづらい
初心者のうちは、アプリの自動集計やグラフできれいにつけられた家計簿を見るだけで満足してしまいます。
それっぽく家計簿がつけられたら、うれしくなっちゃうよね!
しかし、家計簿は振り返りがいちばん大切。
家計簿アプリが振り返りやすいかと言われると、正直微妙です。
ノートでシンプルに、必要な集計結果のみを書く方が家計改善につなげやすくなります。
家計簿アプリは、どちらかというと中級者向けです。
初心者のうちはノートで家計簿をつける習慣を身につけて、慣れてきたら家計簿アプリを使っていく。
↑これが挫折しにくい始め方です。
- 家計簿をつける習慣はある
- 私はアプリで家計簿をつけたい!
こんな人には、家計簿アプリのやり方も紹介していくので、ぜひ参考にしてくださいね。
記事は順次追加していきます。
家計簿は習慣化させることが最優先
これから家計簿を始めるときに大切なのは、習慣化することです。
アプリは初期設定に時間がかかったり、操作方法がわからなかったり、初心者が「私には無理だ」とあきらめてしまう原因となってしまいます。
最初からきっちり書き上げる必要はありません。
まずはお金を使ったら記録するクセをつけましょう。
- 項目を細かく分けて管理しなきゃ
- 便利って言われている家計簿アプリを使わなきゃ
- かわいくておしゃれな家計簿を作らなきゃ
こんなことを考えてちゃダメー!
気持ちはわかります。
どうせ家計簿をつけるなら、完璧を目指したいですよね。
しかし、完璧を目指そうとするとめんどうになって、挫折しちゃうんです。
家計簿に慣れないうちは特に、ノートでもアプリでもめんどうに感じるもの。
始めやすいノートでまずは習慣をつけることが、初心者の人にとっては大切です。
とりあえずやってみよう!初心者の家計簿まとめ
今回の内容をまとめると次のとおりです。
家計簿ノートがおすすめの人
- 家計簿をつけるのに慣れていない人
- 手軽に家計簿を始めたい人
- 家計の振り返りをきちんとやりたい人
家計簿アプリがおすすめの人
- 家計簿に慣れている人
- グラフを見て改善点を見つけられる人
- 銀行口座やクレジットカードを連携させたい人
家計簿初心者の方はまず、ノートに2~3ヶ月分書くのがおすすめです。
そうすれば、自分に合った家計簿のつけ方が自然とわかってきますよ。
初めから完璧につけなくていいのだー!
手書き家計簿のやり方は、他の記事で詳しく解説していきます。
家計簿アプリを使いたい人も、家計簿をつけるのに慣れてからアプリに変えればOK。
焦らずステップを踏んで、家計改善ができる家計簿をつけれるようになりましょう!
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