実家では何も考えずにのんびり入っていたお風呂。
しかし一人暮らしを始めると水道代やガス代が気になりますよね。
節約のためにとシャワーだけで済ませる人も多いかと思います。
この記事ではお風呂に入ることをあきらめずに節約する方法を10個ご紹介します!
節約するためのちょっと変わった工夫も紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。
仕事や家事で疲れた体は
お風呂でほぐそう♪
お風呂とシャワー、一人暮らしはどちらがお得?
「一人暮らしならシャワーの方がお得!」と聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。
実際どうなんだろう?
使うお湯の量で見てみよう!
1回のお風呂に使うお湯の量は、シャワーを20分浴びたときのお湯の量と同じくらいです。
1回のお風呂に使うお湯の量 = 約200L
1分間のシャワーに使うお湯の量 = 約10L
20分間のシャワーに使うお湯の量 = 約200L
シャワーを20分浴びると約200Lのお湯を流すことになるので、
1回のお風呂とお湯の量が同じくらいになることがわかりますね。
しかし、入浴するときでも髪や身体を洗うのにシャワーを使うと、お湯がさらに必要になります。
一人暮らしだと、やはりシャワーだけの方がお得です。
じゃあシャワーだけでもいいかな~
健康のためには入浴もした方がいいよ!
お風呂に浸かる効果
入浴が好きな人だけお風呂に浸かればいいと考える人もいるかと思います。
シャワーだけで十分!
しかし、入浴には次のような効果があります。
リラックスできる
身体があたたまると気持ちもリラックスできて、ストレス緩和にもつながります。
血行が良くなる
血管が広がり血の巡りが良くなることで、次のような効果が期待できます。
- 手足の冷え解消
- 冷え性の人ほど身体をよくあたためましょう。
- コリ解消
- 血行がよくなると筋肉が軟らかくなるので、体中のコリがほぐれていきます。
- 疲れがとれる
- 冷えやコリを解消することで溜まった疲れがとれます。
身体の汚れが落ちやすくなる
身体があたたまると毛穴が開くので、シャワーのみで洗うよりも汚れが落ちやすいです。
美肌になれるかも…♡
体調を崩しにくくなる
夏は夏バテ防止に
エアコンの効いた場所から蒸し暑い屋外に出ると、気温差で体調を崩しやすいです。
お風呂に入って日ごろから暑さに身体を慣らしておくと、夏バテや熱中症対策になります。
冬は風邪予防に
シャワーだけだと身体が冷えて、風邪を引いてしまいます。
お風呂でしっかりと身体をあたためて寒い冬を乗り切りましょう。
春・秋は?
春や秋は日中と夜の気温差が激しく、体調を崩しやすい季節です。
身体をあたためて体調管理をしましょう。
お風呂に浸かるのがあまり好きではない人も、健康のためにも入浴することをおすすめします。
一人暮らしで体調を崩すと看病してくれる人がいないので、とても大変です。
一人暮らしの人ほど
体調管理は大切!
一人暮らしがお風呂に入る頻度
入浴は健康や美容のためにもおすすめです。
しかし、毎日入ると水道代やガス代が気になりますよね。
わたしは入浴の頻度を次のようにしています。
春・夏・秋 … 週に1~2回
冬 … 毎日
あたたかい季節は毎日入らなくても問題ないのですが、冬になるとそうはいきません。
シャワーだけだと寒すぎる…!
水道光熱費が気になるところですが、「お風呂代の節約」ばかりを気にすると、
思わぬところでコストがかかってしまうかもしれません。
例えば…
- 風邪を引いたときの医療費
- お風呂上がりに身体をあたためるための暖房器具代(電気代)
入浴時に工夫をすることでお風呂代の節約ができるので、
無理な節約をしてしまわないようにしましょう。
お風呂に入るときの節約法
ちょっと工夫をすることで、入浴の頻度を減らさずに節約できたらうれしいですよね。
これから紹介する方法は、節約できるだけでなく
体をしっかりとあたためることができます。
すぐに実践できるものばかりです。
さっそく今日からやってみましょう!
お風呂のフタを活用する
お湯の保温にはフタを使うのがおすすめです。
しかし、お風呂のフタは邪魔になったり、
掃除がめんどうだったりとデメリットもあります。
また、一人暮らしなら保温はそこまで必要ないという人もいますよね。
お風呂のフタがあった方がいい人の特徴は次の3つです。
- 浴室が寒い
→浴室の構造上、すき間風が入ってくるなど冷えやすい家に住んでいる人には必要! - 長風呂が好き
→長くお風呂に入るならフタで保温を! - 残り湯を洗濯に使う
→洗濯に使うまでの間そのままにしておくと、浴室に湿気が充満し、カビの原因に!
フタをして浴室に湿気がこもらないようにしましょう。
これらに当てはまる人はフタを活用することで節約やカビ防止になります。
でもお風呂のフタって重いし邪魔…
そんな人はお風呂のフタの代わりに「アルミ保温シート」を使うのがおすすめです。
軽くて折りたたみができるので、収納スペースにも困りません。
掃除もジャバラ式のフタに比べたら凹凸が少ないのでラクちんですよ。
半身浴をする
お風呂に全身浸かるには約200Lのお湯が必要ですが、
半身浴なら半分の量で済みます。
半身浴でゆっくりあたたまるとリラックス効果も高く、
水道代の節約にもなるので一石二鳥ですね。
- 少しぬるめのお湯をみぞおちくらいの高さまでためる。
- 15分~20分くらいゆっくり浸かる
入浴前後はコップ1杯の水を、入浴中にもこまめに水分を摂るようにしましょう。
読書や動画鑑賞をしながらくつろぐのもおすすめだよ!
お湯の温度を少し下げる
ちょうどいい温度から少し下げるだけでもガス代の節約になります。
あつあつのお風呂に短い時間入るよりも、
ぬるめのお風呂に長く浸かったほうが体の芯からあたたまりますよ。
お風呂が沸いたらすぐに入る
せっかくお湯をためても、入るまでに時間が空くと冷めてしまいます。
お風呂が沸いたらすぐに入るようにしましょう。
もしお風呂を沸かしたけどすぐに入れない場合は、
お風呂のフタやアルミシートなどで保温しておくといいですよ。
お湯をためすぎない
ちょっと目を離したらお湯があふれてた!
なんて経験はありませんか?
わたしもたまにやっちゃってたな…
必要以上のお湯を出してしまうのはもったいないですよね。
タイマーをかけたり、体を洗っている間にためたり、
ためすぎないよう工夫しましょう。
ためすぎてしまったときは、
髪や体を洗うときに浴槽のお湯を使うとシャワー代が節約できますよ。
追い焚きをしない
追い焚き機能がついたお風呂は、冷めたお湯をあたためなおしてくれるので便利ですよね。
しかし、追い焚きした分だけ光熱費がかかってしまいます。
お風呂のフタで保温し、沸いたらすぐに入ることを心がければ追い焚きは必要なくなりますよ。
シャワーを使うときの節約法
次に、シャワーを使うときの節約法をご紹介します。
入浴しない日でもシャワーは毎日使うので、
実践すると節約の効果が出やすいです。
節水シャワーヘッドに変える
元からついていたシャワーヘッドから、節水シャワーヘッドに交換するだけで節約ができます。
購入時にコストはかかりますが、シャワーは毎日使うので長い目で見るとお得です。
シャワーヘッドには多くの種類があります。
特に美容効果のあるシャワーヘッドは高額なものが多いので、自分にあったものを選ぶようにしましょう。
「なんとなく良さそう」で高額なものを選ぶと、節約の効果が出るまでに長い期間が必要になってしまいます。
交換したらいつも通り使うだけ。
シャワーヘッドはくるくると回すだけで
簡単に交換できるよ!
ラクに節約ができるのでおすすめです。
こまめに止める
シャワーを使うとき、
お湯を出しっぱなしにしていませんか?
ちょっとの時間出しっぱなしにしただけでも、水道代・ガス代がかかっています。
シャワーは1分間で約10Lのお湯が出ると言われています。
毎日10秒間お湯を出しっぱなしにしただけでも、
1ヶ月で50Lのお湯がムダに。
そ、そんなに…?!
手元のスイッチがあるタイプのシャワーヘッドなら、
すぐにお湯を止められて便利です。
こまめにシャワーを止めて、節水を心がけましょう。
洗面器を活用する
顔を洗うときなど、蛇口から直接手でお湯すくうと
必要以上のお湯が流れてしまいます。
洗面器を使ってお湯をムダにしないようにしましょう。
お湯の温度を少し下げる
入浴の節約法でも紹介しましたが、お湯の温度を少し下げるだけでもガス代の節約になります。
特にプロパンガスを使っている人は都市ガスに比べて料金が高いので、
ガス代を意識してシャワーを使いましょう。
わが家もプロパンガス。
シャワーには特に気をつかっているよ!
プロパンガス料金が高い場合、交渉をして安くすることもできます。
一人暮らし必見!少量のお湯であたたまる方法
入浴とシャワーの節約法を紹介しましたが、
節約をがんばりすぎて逆に疲れてしまっては意味がありません。
少なめのお湯で体があたたまる方法があったらうれしいですよね。
そんな方法、見つけちゃいました♪
「バケツにお湯をためて足湯をつくる」
たったこれだけで想像以上に体があたたまります。
髪や体を洗っているときって、けっこう体が冷えませんか?
冷え性だと特に足が冷えちゃう
そこで、髪や体を洗っているときにバケツ足湯をやってみました。
するとじんわり全身があたたまって、
シャワーだけの日も体が冷えにくくなりました!
バケツにためるお湯は5Lくらいなので、
100~200L使うお風呂に比べるとかなり少ない量で済みます。
入浴したほうがあたたかいですが、
- 浴室が寒い
- シャワーだけの日にもあたたまりたい
- 手足が冷えやすい
こんな人はぜひ1度試してみてください♪
「収納場所に困るからバケツを持っていない」という人は湯桶でもいいですし、
100円ショップの折りたたみバケツでも足湯をすることができますよ。
一人暮らしでもお風呂に浸かろう
水道光熱費が気になるお風呂ですが、
今回紹介した方法を実践すれば節約することができます。
お風呂に浸かることは体調管理の面でも大切です。
最後に紹介した「バケツ足湯」はちょっと貧乏くさいと感じるかもしれません(笑)
しかし誰かに見られるわけでもありません。
だまされたと思って、ぜひ1度試してみてください。
また、節水シャワーヘッドは交換するだけで節約になります。
わたしが使っている節水シャワーヘッドは、
物件に元からついていたシャワーヘッドよりも使いやすく、
水圧も好みでお気に入りです。
節約だけでなく、使い心地もいいから
とってもおすすめ♪
一人暮らしだと仕事に家事に、何かと忙しいですよね。
疲れたときこそお風呂でリラックスして、
軽い身体で明日を迎えましょう!
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