一人暮らしでプロパンガスを使っているという方、
ガス代、高くないですか?
うちは高いです!
うれしそうに言うことじゃないよ…
ガス代が高いと、
- ゆっくりお風呂に入ること
- 思う存分料理をすること
これらをためらってしまいますよね。
楽しい一人暮らしを満喫したいのに…
自宅のガスがプロパンガスなら、交渉をすることで料金が下がるかもしれません。
この記事では、交渉が苦手なわたしが実際に
ガス料金の値下げ交渉をやってみたときのことをお話しします。
交渉をする前に調べてわかったことや、
どんなふうに交渉をしたのかまとめています。
高いプロパンガス料金をなんとかしたいと悩んでいる方には、
わたしの経験が参考になるかと思いますので、ぜひ最後までご覧ください。
それなりの交渉で、
それなりの値下げに成功したよ♪
一人暮らしをして初めてのガス代請求
わたしが一人暮らしを始めてすぐのころは少し肌寒い季節で
毎日お風呂に浸かっていました。
そのせいもあってか、初めてのガス代の請求はとんでもない金額に。
初めてのガス請求金額、なんと9,000円!
え?!た、高い!!
プロパンガスが都市ガスよりも高いことは知っていましたが、
ここまで高いとは思ってなくて、かなりびっくり。
「使いすぎかな」とも思いましたが、調べるうちに契約しているガス会社の料金設定が割高であることがわかりました。
そしてもう一つわかったことがあります。
「プロパンガス料金は交渉をすれば下げられる」ということです。
交渉は苦手!
できればしたくない!
でもそんなこと言ってられないくらい高い…
ということで、値下げ交渉をやってみました!
まずはプロパンガス料金が高い理由をざっくり解説します。
なぜプロパンガスは高いのか
一般的に、プロパンガスは都市ガスよりも高いと言われています。
理由はさまざまですが、大きな理由は次の2つです。
供給方法のちがい
プロパンガスと都市ガスでは、ガスを家まで送る方法がちがいます。
都市ガス
地下に設置されているガス管を通じて、ガスが家まで届けられています。
プロパンガス
ガスボンベを運搬して、ガスが家まで届けられています。
すでに設置されたガス管を通じてガスを送るだけの都市ガスに対して、
プロパンガスはガスボンベを運搬するコストがかかります。
都市ガスよりもガスの供給にコストがかかるため、
プロパンガスの料金は高くなっています。
価格が自由に設定できる
プロパンガスはガス会社が価格を自由に決めることができます。
そのため、ガス会社によっては高額なガス料金を請求してくる場合があります。
この2つの理由を聞くと「プロパンガスが高いのは仕方ない…」と思ってしまいますよね。
プロパンガスから都市ガスへの変更は、大きな工事が必要になるので難しいです。
しかし、あきらめるのはまだ早いです!
一人暮らしでもプロパンガスの料金は安くできる?
プロパンガスの料金を安くする方法は2つあります。
- ガス会社へ価格交渉をする
- ガス会社を変更する
ひとつはガス会社に直接、価格の交渉をすること。
このときに知っておかなければならないのが、
「ガス会社と契約しているのは自分じゃない」ということです。
ガス会社との契約は建物ごとに結ばれるので、
あくまでも契約者は「大家さん」ということになります。
そのため、ガス会社から「ただの入居者に契約を切られることはない」とあまく見られることもあるようです。
できそうなら自分一人ではなく、同じ建物に住む人と複数人で交渉をすると効果が出やすいみたいですよ。
仲良くなったご近所さんがいたら、
一緒に言うのがいいね
そしてもうひとつは、ガス会社を変更すること。
ガス会社と契約をしているのは大家さんなので、ガス会社を変更する場合は大家さんに手続きをしてもらう必要があります。
そのため、この方法では大家さん(または管理会社)と交渉することになります。
ガス会社と交渉をしても、少ししか値下げしてもらえないことがほとんどなようですが、
契約するガス会社を変更すると、
大きく料金が下がることも多いようです。
また、ガス料金が下がると入居者に長く住んでもらえる可能性があがるので、
大家さんにもメリットがあります。
ガス会社は安くしてもメリットはないよね…
交渉する相手にもメリットがあると、ちょっとハードルが下がりますよね。
でも交渉は苦手!できればやりたくない!
わたしも苦手だからその気持ちわかるよ!
しかし、高いガス代は長く払い続けるほど自分が大きな損をしてしまいます。
わたしは「言うだけ言ってみよう!」という気持ちで交渉し、
ガス料金を下げることができました。
ここからは実際にわたしが交渉をやってみたときのお話です。
苦手なりにがんばったから、
少しでも参考になればうれしいです
【実体験】一人暮らしのわたしがやったガス料金の値下げ交渉
ガス料金を下げるためにやったことは次の3つです。
今のガス料金が「適正価格」か確認する
まずは今のガス料金が高いのか?安いのか?ふつうなのか?を確認します。
プロパンガス協会のホームページで簡単に確認ができます。
入力をする項目は3つです。
- 住んでいる地域
- ガスの使用量
- ガス料金(税込み)
ガス料金の請求書に載っているよ。
ポチポチと入力して、「診断する」のボタンをクリック。
すると・・・
「かなり高いです!」
と診断結果がでました。
やっぱり高いんだ!
なんとなく予想はしていましたが、
診断結果を見たときはやっぱりショックでした。
プロパンガス協会へ相談する
高いと嘆いていても仕方ありません。
次のステップです。
交渉をしたことのないわたしには、ガス料金を下げるためにどういう行動をしたらいいのか
さっぱりわかりません。
交渉ってどうやるの~?!!
そこで、プロパンガス協会へ相談してみることにしました。
診断したのは「プロパンガス料金消費者協会」ですが、電話をしたのは「プロパンガス協会」です。
単純にまちがえました(笑)
電話をかけると、おそらく中年くらいと思われる男性が対応してくれました。
ガス料金が高いけど、どういう行動をしたらいいかわからないので教えてください!
今の料金は高いですね
お住まいの地域の特徴でガス料金はこんな傾向があって…
交渉するときは、このことも知っておくといいですよ
ガス料金には地域によって特徴があるらしく、
調べただけではわからないことも教えていただけました。
「管理会社にはこんなふうに言ってみてください」と具体的な伝え方も教えていただけたのはとてもありがたかったです。
いろいろと教えてもらったところで、いよいよ管理会社へ電話をかけてみます。
ドキドキ
管理会社へ電話する
プロパンガス協会の方に教えていただいたことをもとに、
- ガス料金が高くて困っていること
- ガス会社の変更を検討してほしいこと
この2点を伝えました。
責めるような言い方ではなく、あくまで困っているのでどうにかしてほしいことを伝えるように心がけたつもりですが…
緊張してうまくしゃべれなかった…
管理会社の方は少し困った様子でしたが、きちんと話を聞いてくれました。
お話はわかりました。
確認・検討してまたお電話します
と言われ、電話を終えました。
伝え方、これでよかったかな…
大丈夫かな…
不安な気持ちのまま管理会社からの連絡を待つことに。
連絡が来るまではずーっとソワソワしてました(笑)
交渉の結果は…
後日、管理会社の方から電話がありました。
会話の内容はこんな感じです。
ガス会社を変更することは今のところ難しいです。
(ダメか~)
なのでこちらからガス会社に連絡をして、ガス料金を下げていただくようお願いしました。
(え?!連絡してくれたの?!)
近いうちにガス会社から連絡があると思うので、まずはそちらで対応していただけますか?
ガス会社に値下げ交渉するなら自分で電話しないといけないと思っていたので、びっくりしました。
~ 数日後 ~
ガス会社から、次回の請求からガス料金を引き下げてくれるとの連絡がありました。
その後届いた請求書の内容でもう一度「ガス料金診断」をすると…
「かなり高い!」
から↓
「少し高い!」
になりました!
まだ高い!
しかし、ここまででもかなり疲れたのでこれ以上の値下げ交渉はやめました。
がんばったよ、わたし(笑)
一人暮らしでガス代が高いと感じるあなたへ
プロパンガスは都市ガスと比べてガス料金が高いです。
わたしはプロパンガスが高いことは知っていたけれど、
- どれくらい高いのか
- ガス会社によって料金がちがうこと
このような詳しいことを調べもしませんでした。
プロパンガスでもそんなに変わらないでしょ~
今となっては、都市ガスの物件を選べばよかったと後悔しています。
もうガス代の交渉はできればしたくありません。
次に引っ越すときは都市ガスの物件にする!
毎月かかるガス代は、家計に大きく影響します。
わたしは「言うだけ言ってみよう」とガス料金の交渉をしてみた結果、
わずかですが値下げしてもらうことができました。
交渉前と交渉後のガス料金の差
使用量が少ない月 → 300円ダウン!
使用量が多い月 → 2000円ダウン!
お風呂に入ることが多い冬になると、より値下げの効果を実感できます。
ちょっとでも安くなったから、
良しとします!
あなたのお家のガス料金は高くないですか?
ガス料金の交渉がうまくいけば安くなるし、
うまくいかなくても料金はそのままです。
失うものは…
少しの自分の気力だけ!
あなたの生活が少しでも豊かになることを願っています。
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